Ⅲ 投資の安全性をチェックする指標

5.LTV(Loan to Value)

LTVは、「エル・ティ・ブイ」または「ローン・トュー・バリュー」と呼ばれている。

債券や貸出の安全性をチェックする指標で、債券の格付の目安にも使われるもの。
LTVとは、SPCやJ-REITの社債や借入金等の負債額を担保資産の評価額で割った比率を%で

表したもので、いわゆる担保掛目のことである。


LTV = 社債・借入金等 ÷ 資産評価額

 

例) 1億円の価値のある不動産
・6000万円借入をしている場合、LTVは6000万円÷1億円=60%
・7000万円借入をしている場合、LTVは7000万円÷1億円=70%
LTVが低いほど安全性は高いといえ、逆に高いほどデフォルト確率の高いハイリスク・ハイリターン
の投資商品ということがいえる。

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