令和2年(2020年)の9月から「マイナンバーカード」を利用してキャッシュレス決済を行う人に対して25%のポイント還元(1人当たり上限5,000円分のポイント)を行う制度が実施される予定です。
昨年の10月に消費税率が8%から10%に引き上げられ、消費の冷え込みを抑えること、また、キャッシュレス決済の普及、中小企業支援などの目的で「キャッシュレス・ポイント還元事業」がスタートしました。ただ、この事業は今年の6月までの予定というのも関係しているみたいです。また、7月から8月には東京五輪もあり、その後の景気の下支え効果という背景もあると思われます。
マイナポイントとは?
マイナポイントは、キャッシュレス決済サービス(決済サービス)を提供するキャッシュレス決済事業者(決済事業者)を通じて付与します。付与を受けるにあたっては、マイキープラットフォーム上で普段利用している決済サービス(1つ)を選択(マイナポイントの申込)すると、当該決済サービスの利用(チャージまたは購入)時に買い物等に利用できるポイント等が付与されます。
マイナポイントは、これら決済事業者が付与するポイント等の総称です。
※マイナポイント付与方法(付与するポイント、対象とする利用方法、対象とする最低利用額、付与されるタイミング等)は
決済事業者が決済サービスごとに決定する予定です。キャッシュレス決済事業者は現在募集中です。
マイナポイント事業概要
※キャッシュレス消費者還元事業におけるキャッシュレス決済サービスとは異なります。
キャッシュレス決済事業者は現在登録中です。
(加盟店は登録の対象となりません。詳しくはキャッシュレス決済事業者 登録要領をご確認ください。)
※予算案が今後の国会で成立することが前提となります。
出所:総務省
マイナポイントの取得・利用までの流れ
マイナンバーカードの作成には、通常で申請から交付まで約1か月かかります。実施日が近づくと混雑が予想され、更に申請から交付までの期間が長引くことも想定されます。
※キャッシュレス消費者還元事業におけるキャッシュレス決済サービスとは異なります。
※予算案が今後の国会で成立することが前提となります。
STEP1マイナンバーカードを取得する
STEP2マイキーIDの設定
出所:総務省
マイキーID設定の方法について
マイナポイントの利用について
マイナンバーカードについて
マイナンバーカードを使えば、インターネットの「マイナポータル」で児童手当の申請などを中心に一部の手続は役所に行かなくても済ませられるようになっています。
また、確定申告の電子申告にも利用できますし、2021年からは健康保険証として使えるようにすることも検討されています。