本日、滋賀県宅建協会主催の空き家相談員研修会に参加して参りました。弊社は、滋賀県宅建協会が宅地建物取引士に「空き家相談員」資格を付与する制度（空き家相談員制度）ができてから毎年参加しており、今回で３回目となります。
５年に一度公表される、総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」では、全国の空き家数は846万戸、空き家率は13.6%（前回13.5%）と過去最高となりました。滋賀県においては、13％（前回調査12.9%）に上昇し、今後も人口減少に伴う大幅な上昇が試算されています。
こうした空き家率の上昇に伴う、「空き家問題」解消の支援のため、滋賀県宅建協会の空き家対策事業は、流通対策委員会を所管とし、「無料相談事業」及び「市町の空き家バンクの運営協力事業」を推進しております。
昨年は、滋賀県宅建協会に13件の相談対応があり、うち１件は弊社で対応させていただき、空き家を除却し、流通させた実績がございます（県全体で２件の実績）。
※まだまだ周知不足もあり、相談対応件数が少ないですが、皆様もこのような制度があると知っていただければ幸甚です。
確かに、流通困難な事例（前面道路の問題で再建築不可、行方不明の相続人、市街化調整区域の農家住宅等）があり、難しい問題もございます。
ただ、弊社としましては、今後も空き家を抱えていてどうしたら良いか迷われている方と真摯に向かい合い微力ながらお手伝いしていけたらと存じます。
空き家をご所有でお困りの方は、弊社又は下記までご連絡ください。
