子ども・若者の自立支援へ
彦根市は、10月3日、彦根市平田町の福祉センター本館3階に、新たに「彦根市子ども・若者総合相談センター」を開設しました。 子ども・若者育成支援推進法に基づき、滋賀県なの市町が設立した総合支援センターとしては、高島市・米原市に続き3か所目となります。
引きこもりやニート(若年無職者)の社会的自立へ
同センターは、引きこもりやニート(若年無職者)など、社会的自立に困難を抱えた子どもや若者、その保護者を対象に必要な情報提供や助言を行う機関です。こうした若年世代の悩みを聞いて、相談に乗ることを通じて健全育成を支援しようと彦根市が設置し、市の委託を受けた「NPO就労ネットワーク滋賀」が運営を担当しています。
臨床心理士やセンター常駐の支援相談員が、相談内容に応じて、各種支援機関と連携し、問題解決を支援するそうです。また、自立に向けた就労支援(関係支援機関の紹介)なども行います。
本人および家族からの相談を電話または面接により行うほか、予約制で臨床心理士によるカウンセリングも実施します。また、将来的には、家庭訪問による相談も行いたいとのことです。
対象
● ニートや引きこもりなどの社会生活に生きづらさを感じている20~30代の若者
● 不登校や引きこもりなど在学中に支障をきたした子ども
● 中学校を卒業し進学も就職もしていない子ども・若者
● 高校や大学に進学したが中退し、現在は何もしておらず所属をなくしたなど子ども・若者
など、社会的自立に困難を抱えた 子ども・若者が対象。おおむね39歳まで。
受付時間
☎または面談
平日(月~金)
●9:00 ~ 12:00
●13:00 ~ 17:00
※祝日・年末年始(12/29~1/3)を除く
臨床心理士によるカウンセリング
毎週火曜日 予約制
相談およびお問い合わせ
彦根市子ども・若者総合相談センター
☎0749-47-3001