夏休みに石川県に行ってきました。日本海沿いをドライブ。
金沢までは、彦根から車で2時間半でいけちゃいました。
「東京湾」「相模湾」「内房」「外房」
と、いろいろな海を見てきましたが、日本海の海は、趣があって好きです。
岩場の波の荒さとか、そのまま切り取って、演歌のバックで流せそうだなぁ・・・
車内から撮ったこの写真も、昔のカラオケの映像で使われそう・・・
とか思ってしまいました。
金沢城は、天正11(1583)年に前田利家がお城に入り、その直後から本格的な城づくりが始められました。
慶長7(1602)年、落雷により天守閣が焼失した後、天守閣は再建されずにいます。
その後も度重なる火災でお城のほとんどが焼失してしまいましたが、平成13年に菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が復元されたそうです。
日本各地にお城がありますが、戦や火事で、当時のまま残っているものは、少ないようです。昔のままの姿を残してくれている、彦根城は、貴重な存在なのだと気づかされました。
彦根にある玄宮楽々園と同様、、文部科学大臣が文化財保護法に基づいて指定した名勝のひとつで、水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ『日本三名園』の一つに数えられる、廻遊式の庭園です。
広々とした庭園に、たくさんの立派な樹木が植えられていました。
大きく幹を広げる松が圧巻でした。池の鯉もりっぱで、錦鯉がたくさん泳いでいました。
とても人に慣れていて、池のふちに立つと、何匹も寄ってきました。
趣のある街並みで、歴史を感じました。茶屋街でいただいたお抹茶は、風情があって、さらにおいしく感じました。
「花嫁のれん」というテレビドラマの舞台になっていた場所や物に触れることができて、なおのこと、楽しめました。
浅野川大橋からみる梅の橋。
金沢には2つの川が流れていて、
穏やかな浅野川は「おんな川」
荒い流れの犀川は「おとこ川」といわれているそうです。
石川県の伝統工芸である「加賀友禅」の工程のひとつで、染色後の余分な染料を洗い流す工程があるのですが、水が冷たいほど、綺麗な色に仕上がるということで、この浅野川や犀川で「友禅流し」が冬の風物詩だったそうです。
今は、「友禅流し」をする業者さんが減ってしまったそうですが、たまに、浅野川で見られることもあるそうです。冬の金沢、寒そうですが、見てみたいです。